Shopifyを使ってみた その2

こんにちは、デザイナーのぽぬです。

前回はShopifyがどういったものか、特徴や料金形態などをご紹介しました。
今回はShopifyのアプリで使ってみてよかったものについていくつか取り上げてみようと思います。

Shopifyアプリについて

前回の記事でもお話ししましたが、Shopifyにはさまざまな機能を持ったアプリが数多くあります。配送日時を指定したり問い合わせフォームの追加、商品レビューの設置など、Shopify元々の機能ではできないことがアプリを使うことで簡単に設定することが可能です。

ただ、アプリも無料〜有料のものから数多く存在するので選ぶ際には吟味し、検証を重ねる必要があります。海外性のアプリが多いため、日本語対応していないアプリがほとんどで、アプリについて問い合わせするのにも英文で送らなければならないので抵抗があるかもしれません。もし英語が苦手で英文メールを送ることが不安でしたらShopifyには日本のサポートチームがあり、サポートチームが代行してメールのやり取りをしてくれますので、依頼をすれば大丈夫です。

今回はアプリを3つご紹介します。それぞれアプリのURLも貼ってあるので、興味のある方はリンク先も見てみてください。

Globo Product Options, Variant

こちらのアプリは商品ページにオプション機能を追加することができます。カレンダー機能やチェックボックス、ラジオボタン、入力フィールドを商品ページに追加することができるので、商品をカスタマイズして注文することが可能です。
具体的には、最近袋が有料化されていると思うのですが、袋の有無をチェックボックスなどで設定することができます。追加料金についてもしっかり反映してくれます。

これらのオプションは必須項目として設定することもでき、入力がない場合は商品をカートに追加できないようになっており、注意書きも表示されるようになっているのでとても便利なアプリかと思います。
ただShopifyのテーマにこのアプリを埋め込むことになるので、使用する環境によっては埋め込みアプリの表示が遅く、オプションが表示される前にカートに追加されてしまう可能性があるというデメリットもあります。基本的にはそういったことは起こらないと思うのですが念の為注意が必要です。

また、オプションで入力された情報はカートからも確認ができるので、購入者は決済前に再度内容を確認した上で安心して購入に進むことができます。注文完了メールにはデフォルトだとオプションの入力内容は反映されていませんが、メールをカスタマイズすることによってそれらも表示が可能になります。

こちらのアプリはフリープランとプレミアムプランがありますが、基本フリープランの内容で事足りるかと思います。

Globo Product Options, Variant
https://apps.shopify.com/product-options-pro?locale=ja

Easy Tagging

続いてご紹介するアプリは、特定の条件に一致する注文、製品、顧客データにタグを自動的に追加することができるEasy Taggingというアプリです。

設定画面でルールを設定すると、このアプリが自動で条件に合ったタグを追加してくれます。
例えばですが、限定商品が購入された際に、注文データに「限定」というタグをつけるといったことができたり、製品データに商品を新しく追加した時に、商品名に「限定」という文字が入っていたら「限定」タグをつけるといった設定をすることが可能です。

これにより、製品データに新商品を追加した時に1つずつタグを入力する手間が省けたり、注文、製品、顧客データで検索をかけたい時にタグを使用することによって簡単に絞ることができるので、管理もとても楽になるかと思います。

こちらのアプリは4種類のプランがあり、一番安いプランだと1ヶ月$4.99から始められます。有料ですが、商品数が多いオンラインショップを開設される場合は導入することをおすすめします。

Easy Tagging
https://apps.shopify.com/easy-tagging?locale=ja

Powerful Contact Form Builder

最後のご紹介するアプリは、お問い合わせなどのフォームを簡単に設置できるアプリです。お問い合わせやアカウント登録画面、カートページなどにフォームを作成することができ、それぞれテンプレートが用意されているので簡単にフォームを設置することが可能です。

私はお問い合わせフォーム用として使用してみましたが、フォームから入力された問い合わせ内容はアプリのSubmissionsという箇所から確認することができます。また同時に問い合わせしてきた相手の情報は顧客情報としてCustomersに自動で名前やメールアドレスなどが反映され、管理面でもとても使いやすいアプリになっています。

こちらのアプリは1つ目にご紹介した「Globo Product Options, Variant」と同じ会社で作られているアプリで、フリープランとプレミアムプラン、プロプランがあります。フリープランはサイト上に1つのフォームだけしか設定できないのですが、お問い合わせフォームを設置するだけでよければフリープランで使用するので十分だと思います。

Powerful Contact Form Builder
https://apps.shopify.com/form-builder-contact-form?locale=ja

まとめ

以上3つのアプリをご紹介しました。
Shopifyは基本ノーコードで作成できるのに加えて、コードも編集が可能、アプリを追加してさらに機能面をグレードアップすることができるのでやりたいことは大抵できるかと思います。
またおすすめのアプリがあればブログで紹介しますね。


最後までご愛読いただきありがとうございました。

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