こんな時だからこそアンテクに入ってからの自分を振り返ってみる

皆さんこんにちは、サーバーサイドエンジニアの大川です。実は弊社、株式会社アンテクは吸収合併を行います。joinさせていただき約3年、自分の中でいろいろな発見や学びがありました。。。!非常に良い機会なのでアンテク入社から今日までの技術面、メンタル面での振り返りをまとめてみようと思います。

転職活動〜入社(2020年03月09日)

簡単にアンテクとの出会いや、当時の技術力なんかをまとめてみたいと思います!

2019年頃からプログラマとして働くべく準備を進めていました!未経験ということもありかなり苦戦、、前職を続けながらの技術キャッチアップは本当に苦労した覚えがあります。。!

転職については下記で詳しく語っているので良ければこちらも、、!

技術力としては、ほぼ皆無、、実践レベルには一切到達していませんでした。かろうじてサーバサイドフレームワーク(Ruby on Rails や laravel)でCRUDの機能を作れるレベルでした。DBもちゃんと設計できない。認証?!どうやって実装するの!?そもそもデプロイって何!?AWS怖い!Qiitaの記事みながら見様見真似でherokuでデプロイしたのはいい思い出です。。!

そんな状態だったので転職活動は当然難航、、未経験なので簡単ではないことは分かっていましたが結構絶望していました。。!

この時の状況をまとめるとこんな感じ↓

項目状況今の自分からのツッコミ
心持ち「なんで書いてあるとおりにやってもエラーが出るんや、、!どうしたらいいんや、!」そりゃそうだろ。根本を理解しろ
サーバサイドチュートリアル通りにやればなんとかCRUDが作れる、、!
WebサーバーとDBの関係が分かっている
最初は真似っこから始まるからひとまずOK
でもエラー出たらエラーを読もうな
開発環境Dockerとかまじでわからん。ひとまずMacに直接環境構築、、まあ最初はこれでいいかも
その他ツールなどコマンドラインでの操作 → 前職で経験あったからなんとか、、!
Gitの操作・概念 → 前職で経験あったからなんとか、、!
ほんとここだけ救われた。コマンドラインに抵抗がないのは良かった。

入社1年目(2020年03月09日〜2021年03月)

先輩エンジニアさんに教わりながらDBの設計思想やその他基礎的な考え方を学びました、、!試用期間中ということもあり、出された課題がうまくこなせない → 試用期間後に正社員になれないんじゃないかっていう焦り、、、思い出しました。。!w

特にDBの正規化とかの部分苦労した覚えがあります。「正規化しなくてもデータ入っていればいいじゃん、、!データがないレコードのカラムはnullでいいじゃん、、!」とか思ってました。(なるべくnullableは避けましょうねの原則知らなかった。。)

実際の案件に近いコードを読むことをしていました。お勉強のコードと商用コードの違いを感じ卒倒思想になりました。

そして2021年の秋ごろ初めて案件でのお仕事がスタートしました。

最初は先輩と一緒に一つのチケットの内容を実施し、できたタイミングで先輩と答え合わせをするようなやり方を取っていました!徐々にめっちゃ簡単なチケットなら先輩と答えが合うようになってきました。

その後訳合ってその案件の先輩エンジニア2名が抜けてしまい、ほぼ自分ひとりみたいな状態になりましたw更に、自分がその案件のリーダーを任せていただき焦り散らかしました。

ただ、クライアントさんと近いところで仕事をすることで、誠実であることの大切さを学びました。

この時の状況をまとめるとこんな感じ↓

項目状況今の自分からのツッコミ
心持ちやばい!「できること」と「お願いされていること」の差がありすぎる、、!しっかりサポートしてもらえたから大丈夫やで
サーバーサイドチケット割り当てられた部分を読むだけでもかなり時間がかかる。。終わらないのではと焦る。焦る必要ないよ〜時間通り終わらないなら「〇〇が原因で時間がかかっている」と報告してendを調整してもらおう
ちょっと時間かかっても極力自分で終わらせましょう
開発環境先輩が作ってくれたDockerで環境構築はできる、、!でもなんで動いているかわからん、、!なんで動いているかは流石にわかるけど、今でも一回キャッチアップしないとイチから構築はきついよ
案件お客さんが使う用語がわからない、、!どうしよう、、!これからも出てくるけど「分からないことは分からない」といいましょう。聞いた上で時分でキャッチアップもしましょう

入社2年目(2021年03月〜2022年03月)

2年目はあまりコードは書いておらずリーダー業をメインにお仕事してました!これはこれで結構楽しくて好きな業務、、!この時にはプログラマの方も2名ほどjoinしていただき、比較的安定して案件を進めていました!クライアントさんと仕様確認をしたり、リリース前テストやリリース作業そのものなどを実施していました。アジャイル開発だったので基本的に慌ただしい毎日でしたが、ある程度やりたいようにやらせてもらえたので充実していた覚えがあります!クライアントさんと近いところで仕事をしていたので「全て自分事化する」というマインドはこの辺で育まれた気がします!

少し余裕が出てきて技術キャッチアップも進み、Dockerを使って時分でゼロから環境を作ることとかもできるようになってきました。「一旦、良質なお手本を真似して、後から理解する」キャッチアップ方法が自分に向いていると思ったのもこの時で、Udemyも使い始めました。

社内で使うCRMツールの開発も実施し、ゼロからプロジェクトを回していく難しさも痛感、、!でもAPI開発は楽しい!

この時の状況をまとめるとこんな感じ↓

項目状況今の自分からのツッコミ
心持ちちょっとだけ余裕が出てきた。やることは多いけど楽しい。この余裕できたタイミングでもうちょっと技術キャッチアップできたら尚良かったなあ、時間は有限
サーバーサイドコードをメインで書くロールじゃないからそこまで成長はしてないかも?ちょっと不安、、!しゃーなし。ひとまず今はチームマネジメントの経験を積もう。
デプロイ環境使っているAWSリソースの役割が何となく分かる
Blue/Greenデプロイの意義がわかる
EC2ならgit pull使う方法だけどデプロイできるかも・・!?
インフラ興味あるからこの辺はすんなり行ったよね。でも設定項目とか独特で難しかった記憶、、
案件クライアントさんと近いところで仕事するの楽しい。めっちゃ分かる。作るものが明確になるし、価値提供の成功、失敗がわかりやすいよね。

入社3年目(2022年03月〜2023年03月)

案件が変わりました!ゼロスタートのAPI開発でプログラマとしてjoin!先輩プログラマに混ざって日々勉強の毎日でした、、!初めてのドメイン駆動開発、初めてガッツリテストを書く開発、初めて自動化を積極的にしている案件に入ったので最初は非常に大変でした、、!案件進めていくと徐々に慣れてきたりドメイン駆動開発の利点も分かってきて良い経験になりました!自分の「プロジェクトの土台はしっかり作って自動化できるところ自動化しようぜ」の考え方はこの時に爆誕しました。

項目状況自分からのツッコミ
心持ちエンジニアリングの知識が足りてない気がするもっと「興味」をもって一段深く探るといいかもね。時間少しかかってもいいから意識してみよう
サーバーサイドチェックの自動化最高!(ルール、静的解析、テスト)
ドメイン駆動開発難しい、、!
自動で任せられる部分はなるべく任せたほうがいいよね
難しいけど、本格的なオブジェクト指向を案件で体験できたことはデカイと思うで
案件プログラマだとクライアントさんからは離れてしまうからちょっとさみしいそこはトレードオフでしょ。しょうがない

まとめ

こうして振り返ると、入社時から比べてちょっとは自分も成長していたようです、、!お仕事ではほぼPHPしか書いたことが無いので言語や領域(バック・フロント)を広げていければと思っています。

自分はアンテクい入れていただき、技術的な部分もさることながら、精神的な部分を多く学ばせていただいたと思っています。弊社の行動指針を自分用にちょっとだけアレンジして「自分の仕事が、自分やその他のメンバーが見て全員から誠実であるとお墨付きを貰えること」として、これを常に思い出すようにしています。

技術的なキャッチアップを止めることはもちろん考えていません。しかし、それを上回る重要度でアンテクで培った「誠実さ」「責任感」「知っているふりをしない」などを忘れないようにしたいと思います。

次の3年はフロント側にも技術領域を広げたりインフラ側も噛み付いて行こうと思っています。環境が変わっても自身のキャッチアップ方法は改善はしますが改悪はしないつもりなので着実に焦らずやっていこうと思います!

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