Shokz(旧SfterShokz) OPENCOMMを使ってみました!

皆さんこんにちは、サーバーサイドエンジニアの大川です。今回は骨伝導ヘッドセットのOPENCOMMを使ってみたのでレビューしてみようと思います!!
※骨伝導っていう最新技術の体験談なので技術ブログに失礼します←

商品説明

今回レビューさせていただくのはShokzのOPENCOMMという骨伝導ヘッドセットです!
↓公式サイトはこちらです!!

骨伝導のイヤホンに可動式のマイクがついているものです。

ちなみにこのマイクアームは折りたたむ事ができます!(折りたたむとミュートになるなどの機能はありませんのでご注意ください!)

骨伝導って??

普通のイヤホンやヘッドホンは小さなスピーカーがあり、そこから出た音を鼓膜受け取って聞こえています。
対する骨伝導イヤホンは耳付近の骨を振動させることにより内耳に直接音を伝えるらしいです!ようは鼓膜を経由せず音を感じ取っているらしい。。なにそれすごい。。

骨伝導イヤホンにはスピーカーが存在しないのでほぼ音漏れの心配も有りません!また耳を塞ぐことがないので周囲の音は普通に聞こえます。

詳しくはこちら↓
https://jp.shokz.com/pages/our-technology

セット内容

下記の内容物がセットになってます。

  • 本体
  • 専用充電コード
  • 専用ボックス
  • 日本語対応取説

使ってみた感想

良かった点

  • 想像していたより音が良い(通話以外)
    • 「骨に振動を与えて鼓膜を経由せず音を伝える」という特殊なヘッドセットなため音はそこまで期待していませんでした。
    • ただ、使ってみると思っていたより音がよく「音楽を聞く」や「Youtubeを見る」くらいならそこまで気にならないかと思います。
  • 6時間くらいなら余裕で継続装着できる
    • どんなに耳に優しいヘッドホンやイヤホンでも4時間くらい連続装着すると耳が痛くなります。
    • しかしこの骨伝導イヤホンなら6時間は装着していても痛くなりません。
    • ただ、流石に異物感はあるので、お昼休み中にはずしておけばお仕事中丸一日つけっぱなしにすることも余裕でできると思います。
    • ずっと装着しても違和感が無いことはノンストレスです。(ずっとつけておけば「あ、ミーティングだからイヤホン用意しないと。。」とかがないのが本当に楽です。。!)
  • 他のイヤホンの外音取り込みモードより自然に周囲の音が聞こえる
    • 当たり前ですがこの骨伝導イヤホンは耳の穴を塞ぐことがないので周囲の音が全部聞こえます 。
    • AirPods Proなどの外音取り込みモードより圧倒的に自然に周囲の音が聞こえます。
    • 家族と会話しながら自分だけ音楽を聴くなんてことも可能です。
  • マイクの指向性が高い
    • マイクアームが頬部分くらいまで伸びているのでそもそもの音を取り込む能力は高いです。
    • マイクそのものの指向性も割とあります。環境音などは拾いにくいです。(流石にダイナミックマイクほどの指向性は無いです。)
  • 本体ボタンが3ボタンすべて物理ボタン
    • これ、地味ながら個人的に嬉しい点でした。
    • 静電気を用いたタッチパネル式のボタンだと濡れた手でうまく操作できないこともしばしばあります。
    • しっかりとクリック感のある物理ボタンですので「あれ?押せてる?押せてない?」なんてことがほぼ有りません!
  • 2.4A出力で1時間充電するとMaxまで充電できる
    • 公式のページには特に充電時の最低アンペア数などは記載されていません。
    • 自宅で試したところ2.4A出力のUSB typeAのポートからの給電で1時間くらいでMaxまで充電できます。
    • フル充電が早いのも魅力の一つです。

気になった点

  • 大きい音、低い音が苦手
    • 骨伝導の構造上大きい音、低い音がかなり苦手です。(ガクッと音質が下がったりします。)
    • メーカーもなんとかこの苦手を克服しようと頑張ってはいる感じがします。
    • ちなみに大きい音、低い音になると音を伝える部分がかなり振動します。場合によってはちょっとくすぐったいくらいに盛大に振動します。
    • 人によっては最初この振動が不快に感じるかもしれません。(自分は1週間経過して慣れました。)
  • 装着位置がちょっとシビア
    • こちらも慣れればなんてことはないですが、最初ベストな装着位置が分かりませんでした。
    • 音が最大限聞こえるように装着するとなんか違和感があり「あれ?どの装着位置があっているだ?」ってなりました。
    • ただ、この件はそんなに気にせずぱっと装着することが最もよいことに気が付きました。なので完全に慣れです←
  • 充電ケーブルが独自規格
    • 欲をいうとType Cのケーブルだと非常に嬉しかった。。!
    • ただし、付属充電ケーブルはマグネット式になっており、接続方向もマグネットがサポートしてくれて逆刺しできないようになっています。
    • ちょっとかさばるけどこれはこれで良いかも・・?
  • 眼鏡と相性が悪い
    • しょうがないことですが、メガネのツルの部分とヘッドセットの本体が干渉します。
    • 若干振動がメガネ側に伝わってしまうこともありますが、それより耳にかかる負担が増えるので連続装着が難しくなります。
    • メガネ有りでの連続装着は自分は2時間が限界でした。。(痛くなる)
  • マイクミュートが2個のボタンを2秒長押し
    • 比較的使う本体のマイクミュートボタンが音量+と音量-のボタン2個同時に2秒長押ししないといけないです。
    • 慣れれば片手で両方のボタン長押しできますが結構これが難しい。。
    • ちなみに何かしらのアプリケーションでマイクを使用している状態(通話中)じゃないとミュートはできない気がします。(Youtube見ているときに音量+と音量-のボタン長押ししてもミュートできない)

まとめ

人生で初の骨伝導ヘッドセットでしたので驚きの連続でした。。!割と「気になった点」がたくさんあるように見えますが、結構慣れればどうにでもなる物が多い気がします。

そこまで音質を気にしないなら音楽を聴くことにも使えると思います。自分は何よりずっと装着してもそこまでストレスが無い点が良かったです。

TAGS使用タグ一覧