Github Copilot × ChatGPTによるAIペアプログラミング開発実践

はじめに

最近日本でもAIがかなり実用的なレベルで身近に登場することになってきて驚いております。
先日ガストで食事した際に猫型ロボットが料理を運んできてくれた時には、微笑んでしまいましたｗ

そんな中、自分も実際にプログラミングを通してAIツールを実際に使っていて、これは便利すぎて革新的だなと思ったChatGPTとGithub Copilotの組み合わせを用いた自称「AIペアプログラミング手法」をご紹介したいと思います。

想定読者
- プログラミングの仕事をしたいと思って目指している方
- プログラミング経験1~2年目の方
  - 個人的には3年目以降の人も効率化のため、ガンガン取り入れるべき内容だと思っておりますが、自分自身がエンジニア経験2年目でまだまだ知らないことが盛りだくさんで、自分と同じような境遇の方には絶対に刺さる内容だと思ったため、2年未満の人を推奨としてます。

※ベテランエンジニアの方などで、「AIなんかに頼らなくても生きていけるし・・・イラネ」って方はいると思うので、そのような方は必要ない内容かと思います。

2人のAI(CoPilot & ChatGPT)は、もはや相棒になりつつあります。
なんていい時代に生まれたんだ・・・！ってなります。

今までどうしてもわからなく上司に聞いていたはずの部分がなくなり、自己完結？自走？することができ、上司の時間を奪わずに済みチームとしてのパフォーマンスが向上する。
- これは自己完結？自走？しているのか怪しいところではありますが・・・ｗ
- 自己完結するということは、一見コミュニケーションする時間が減るのでデメリットにも見えますが、最終的には作業にかかる時間が減ってコミュニケーションする時間をむしろ確保できるので、本当にやりたいことの時間を捻出できるようになると思います。
Google検索やドキュメントを見て調査してから理解する手間が省ける。
- これはどういうことなのかの詳細後述しますが、Copilotだとエディター上でやりたいことの参考となるコードを提案してくれたり、ChatGPTだと叶えたいことを質問すればコードを提案してくれて、そのコードの説明もちゃんとしてくれますし、さらに質問を投げて聞くこともできます。

手順も含めて詳細に教えてくれる
- ライブラリなどのinstallから丁寧に教えてくれたりするのが便利
- DB設計なども教えてくれたりするので、参考にできる
- 新しい言語を学ぶ際にも使える
  - AI 支援学習: ChatGPT、Copilot、および Advent of Code を使用して Rust を学習する
コンテキストが複雑じゃないものなら、基本なんでも精度高めに答えてくれる

コンテキストも見て提案してくれるので、単純に補完機能として効率化できる
- これも地味に便利で、Github Copilotではコードの提案はコメントで書いた内容だけではなく、前後のコードを見てそれっぽい高精度なコードを提案してくれるので、かなり補完を採用できておりコードを書くのが楽になっております。

基礎的な部分の理解を無視して、AIに依存しすぎると変更があったときに大変になりそうなので、ちゃんと理解してあくまでプログラミング支援ツールとして使用するように注意したほうがよいと思いました。
- ここはChatGPTで、コードの説明などをしてもらうことでカバーできそうですね。
月額料金が発生してしまう
- Github Copilotは確か月額1300円位？料金がかかってしまいます。
  - Github Copilotの代替として無料で使える、「Tabnine」もおすすめです。

今回CopilotとChatGPTのインストール方法や詳細な使用方法などは割愛させていただきますので、下記参照してインストールと使い方を確認してご準備ください。

※Github Copilotの月額料金払うの辛いよ・・・！！って方下記「Tabnine」で代替できます。

自分は基本、Copilotがコンテキストも見てコードを提案してくれるので参考にしつつ、
Copilotが提案してくれたコードの意味がわからない場合や、コンテキストを含まないもので何かやりたいことやわからないことは、ChatGPTに聞いて教えてもらうといったような手法をとってます。

GitHub Copilot runs in my VS Code editor. I’ve used it for the past few months mainly as a typing assistant (and for writing things like repetitive tests). For this project I’m going to lean a lot more heavily on it—I’m taking advantage of comment-driven prompting, where you can add a code comment and Copilot will suggest code that matches the comment.
ChatGPT. I’m using this as a professor/teaching-assistant/study partner. I ask it questions about how to do things with Rust, it replies with answers (and usually a code sample too). I’ve also been using it to help understand error messages, which it turns out to be incredibly effective at.

海外の開発者も、上記引用のようにAIペアプログラミング手法のように２つのAIを用いている方がいるみたいですね。

Github Copilot
- 主にタイピングアシスタントとして（そして反復テストのようなものを書くために）使用しているかつ、やりたいことをコメントで書いて、Copilotがそのコメントにマッチするコードを提案してくれたものを参考に開発していく。
ChatGPT
- 主に教授、指導助手、学習パートナーのように、ChatGPTに使い方について質問して、答え（通常はコードサンプルも）を返してくれたものを参考にしたり、エラーメッセージを理解するのにも使っている。

右手にCopilot、左手にはChatGPTといったような感じですね！