2022年 今年を振り返る
皆さんこんにちは!そしてはじめまして。今年の2月に入社したぽぬです。
今回は記念すべき初投稿&初アドベントカレンダーです。
他の方々に比べるとたいした記事は書けないと思いますが、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
Webデザイナーを目指したきっかけ
私は未経験からアンテクに入社してWebデザイナーになったわけですが、本題に入る前に、簡単にこの仕事を目指したきっかけをお話ししようと思います。
実は私、転職を2回しているんです。イベント関連の会社や保険会社に勤めており、全くの異業界・異業種からWebデザイナーになりました。進学先を考えたりする高校生の頃から自分が何になりたいかわからずモヤモヤしたまま社会人になったのですが、友人がWebデザイナーになり、仕事で作ったサイトを見せてもらった時にこんな仕事があることを知り、これだぁ〜!と思ったんです。そこから仕事をしつつオンラインスクールに通いWebデザインやコーディングの知識を学びました。そして今年ついに念願のWebデザイナーになった…!というわけです。
この10ヶ月で学んだこと
そんなわけでWebデザイナーとして働き始めてからもう8ヶ月が経過したのですが、ここまで本当にあっという間でした。未経験の私が入社してからどんなことをしていたかというと、まずは誰もが通るであろうサイトのトレースやLPデザインの練習をしたりしていました。他にもまぁいろいろやっていたのですが入社して4ヶ月くらい経った頃に、ついに私にも本格的なお仕事が降ってきました!
それはなんとECサイトの制作でした。ECサイトの制作ではデザインの仕事以外にも簡単なコーディングだったり組み込みの仕事も行いました。(今度それについての記事も書こうかなと思っています。)そんな中で私がデザインについて学んだり先輩に教わったことでこれってめっちゃ大事だな〜って思ったことをちょっと箇条書きにしてみようと思います。
- メリハリをつける
- 余白の大切さ
- デザインに迷ったら足し算だけでなく引き算もしてみる
- デザインに行き詰まったら一晩寝かす
- デザインはクライアントの要望を聞くだけではダメ
他にもいろいろあると思うのですが、今思い浮かんだものをざっと並べてみました。
この5項目について、どうして大事に思ったのか簡単に説明していこうと思います。
まず「メリハリをつける」は、例えばですが見出しと本文のフォントサイズに差をつけたり、文字の太さを変えたりなど、重要なメッセージであったり注目してほしい箇所を大きく見せ、そうでない部分は控えめにするといった感じです。全部似たようなサイズ感でデザインしてしまうと、どこに視線を向けていいかわからなくなってしまいます。漫画とかでも重要なセリフとか大きくドーンと表示されていますよね。そんな感じで伝えたい大事なメッセージは大きく見せるというのがデザインする上でとても大切です。
「余白の大切さ」は情報を整理する上でもとても重要なポイントです。情報をしっかりブロック分けできていてもブロック間の余白が十分に保たれていないと、どこまでがこの情報のエリアなんだろう…と見た人が迷ってしまいますのでしっかり区切ってあげることが大切です。また、ブロック内でも「見出し・本文・ボタン」の間の余白であったり、本文がつらつら長文で書かれている時の行間も調整してあげると良いです。細かい部分でもちょっと調整するだけで、デザインがとても見やすくなったりします。これら以外にも余白を意識しないといけない部分はたくさんあると思うのですが、余白をちゃんと意識してあげるとデザインがすっきりしていくので、余白の大切さはデザインに欠かせない重要ポイントです。
「デザインに迷ったら足し算だけでなく引き算もしてみる」は、デザインであしらいなど取り入れたりしていくと思うのですが、「ちょっとこの部分埋めたいからもうちょっと何かあしらいを足そうかな…」という場面になった時に、今あるあしらいに何かを足すだけでなく、今あるあしらいを無くして新しいあしらいを考えることも大切ということです。足して解決すれば問題ないですが、必ず毎回それで解決するとは限らないですし、足してばかりだとごちゃごちゃしたデザインになってしまうこともあるので、潔く考え直す(引き算する)こともおすすめします。
「デザインに行き詰まったら一晩寝かす」。これは作業に行き詰まったり、良いデザインが思い浮かばなかった時にやるとおすすめです。一晩とまではいかなくても、一旦その作業とは別のことをして、ある程度時間を置いてから作業に戻るとデザイン案が降ってきたりします。要は気分転換ですね。行き詰まった状態でデザインを考えても視野が広がらないまま時間を無駄にすることになってしまうので、もしそうなったら違うことをしましょう。
「デザインはクライアントの要望を聞くだけではダメ」は、その名の通りで要望通りにデザインを作っただけではクライアントの満足感は得られないということです。要望を聞き、「こういうサイトを作りたいんだったらこんな情報がプラスであったら良いんじゃないか」といったようなことを考えて提案してあげることが、良いデザイナーになれる条件の1つだと思います。特にデザイン制作する上でこれが一番重要だと私は感じました。きょんまる先輩がこの件について以前記事にしていたのでそちらも併せて読んでみてください。
きょんまる先輩の過去記事はこちら:デザイナーはゆるふわな仕事じゃないよ?
まとめ
以上が今年の振り返りです。未経験からWebデザイナーになった私が特に大事だと思ったことをまとめてみました。
ベテランのデザイナーの方々からしたら当たり前のようなことかもしれませんが、自分みたいに0からWebデザイナーを目指す人は最近では珍しくはないので、その人たちの力になれたら良いなと思って今回は書かせていただきました。