「頼まれやすい人」になるのはなし。

「頼まれやすい人」になるのはなし。

こんにちは!
株式会社アンテクのきょんまるです。
UX/UIを考えたり、ディレクションをしたり、コンテンツを作ったりして、デザインを通してお客さまのやりたいことや達成したいことをお手伝いする仕事をしています。

アンテクでは、「アンテクアドベントカレンダー」を12/1から実施しております。
この記事は、12月23日分の記事です!
https://adventar.org/calendars/7821

今年も残すところあと2日となりました!
さて、今日は、
「『頼まれやすい人』になるのはなし。」
といったテーマでお話ししてみたいと思います。

それではいってみましょー。
ヒアウィーゴー!

「社内のデザイナー・エンジニアには頼みにくいんだよね」って言われたはなし

Webデザイン作りたいとき。
はたまたシステムを作りたい時。
社内にデザイナーがいて、エンジニアがいて、リソースが空いてるなら
社内でやったほうがいいじゃん!!

って、一見思いますよね。

確かに!
コスト的にはそれが一番いいと思う。
そしてきっとそれが、会社としてもしあわせな状態な気がする。

だがしかし!

たとえ腕のいいデザイナーやエンジニアが社内にいても。
たとえ彼らのリソースがあいていたとしても。
彼らに頼みたくないときというのがあるのだ。

今こそ声を高らかに、思い切って言ってみよう!
それは!

彼ら(デザイナー・エンジニア)が面倒くさいやつであるとき!!!!!!!

です!!!!!

ーーー

この
「社内のデザイナー・エンジニアには頼みにくいんだよね」
というコメントは、
きょんまるが駆け出しの頃から、定期的にクライアントさんからお伺いしてきた言葉だったりします。

ほら、ぼく、デザイナーじゃないから詳しくはわからないんだけど、でもこのデザインはちょっと気持ち悪いっていうか、ちょっと違うっていうか、そういうのは感じるんですよー。
でもそれを伝えると必ず【どういうことか具体的に言ってください】とか【それはできません、なぜなら・・・(よくわからない専門用語)】とか言われるじゃないですか・・・具体的に言えて直せたら、自分がデザイナーになってると思うんですよねw できないから相談してるんだけど、逆に詰められたりしたら、頼みにくいですよ〜〜。
しかも社内だと人間関係もあるから強く言えないし・・・
って考えると、社外の方に頼む方が楽ですよ。
ダメだなって思ったときにも、きちんとその話をしやすいし・・・

(某会社営業さんのお話)

こういうの、めっちゃよく聞きます。

自分が依頼される側オンリーだったときは、

うわー、社内なのに、相談して詰められるっていやだな〜〜。
とはいえ、そのデザイナーさんもちょっとわかる気もする・・・たぶん、もっと具体的に言ってくれないとわかんなかったんだろうな〜〜・・・
とはいえ、もーちょっとデザイナーさんも寄り添って考えてあげたらいいのになぁ・・・
営業さんはデザインのプロじゃないんだから・・・

と、「あー、どっちの気持ちもわかるな〜〜〜」ってな気持ちでした・・・。

そこから10数年経ち!
依頼もする側になった今。

はっきり言おう。
依頼をする時のきょんまるの気持ちは、

その営業さんの気持ちはよくわかる!!頼みやすい人と仕事をしたい!(^-^)

詰めてる内容が、正しくても間違ってても、
そもそも困って頼んでるのに詰めてこられるのいやだ。(泣いちゃう)

社内であっても社外であっても、楽しくお仕事できる人と一緒にやりたい。
ポジティブなこと言う人と一緒にいたい。

どんなスペシャリストであっても、どんな著名な人であっても、
どんな有名企業のえらい人であっても、
嫌なこと言ってくる人と一緒になにかやるのいやだ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!(泣)

ええ、ええ。

年をとって、気持ちが子どもの素直さに回帰(退行?)してるんですね。(自分で)わかります。
でもこれって、誰でもそうなんじゃないかな?

「頼まれやすい人」と「信用貯金」

きょんまるの子ども返り(言い切った)はさておき。
自分がお仕事を請けたり、お願いしたりするのを繰り返すうちに気づいたことがあって、それは、

「頼みやすい人(会社)には仕事が集まりやすい」

ってことなのです。

逆に、どんなに技術が高くても、「頼みづらい人(会社)」には仕事が集まりにくい傾向にあると思うんですよね。

「頼みやすい人」っていうと、
いいように使われてるんじゃないか とか
搾取されるんじゃないか とか、
昨今の風潮でそんな風に言われがちなのかなとも思いつつ、
あえていうんだけど、

そんなことはない!!

けしてそんなことはないのですよ。

頼まれごとをこなしていくとたまる「信用貯金」をみんなは知っているかな?

「信用貯金」は、職場という環境だと、誰かと一緒にお仕事をこなしていくと貯まっていく心の貯金なのです。
そして、お仕事をしていく上で大事なものでもあるのですっ。

「この人に頼むとしっかりやってくれる」
「この人と一緒にやると楽しくやれる」
などなどの「信用」。

お仕事って、この「信用貯金」が大きい人ほどやりやすくなる傾向にあるので、自分がやりたいことをやるときに、コツコツためた「信用」が効いてくる時があるのです。

「頼まれやすい人」は、「信用貯金」をしやすい人。
この「信用貯金」をどう使うかは、その人次第と考えると、
いいように使われるわけではないと思うんですよね!

前のセクションを振り返ってみると、
営業さんに
「頼みにくいな〜〜・・・(⌒-⌒; )」
って思わせてしまったデザイナーさんは、
営業さんからの「信用」を得ることはできなかったわけですね。

ということは。

該当デザイナーさんがお仕事に困って、該当営業さんに、
「すみません、わたし今手空いてるんで仕事ください」
ってお願いした時に、

「えー・・・でも仕事渡したら、またあんなことになるんでしょぉ・・・??
いやなんですけど・・・(⌒-⌒; )」

と、仕事を頼んでもらえない可能性があるわけです。
だって、人間だもの。


と、考えると。

「頼まれやすい人」になっちゃったほうが、得なんじゃないかなーときょんまるは考えています。

たぶん、そのほうが楽しくお仕事できるし、
「頼まれやすい人」はスキルも上がりやすいと思うんですよね。
なので、推奨しています。


「頼まれやすい人」になるの、オススメですよ!!

頼む側から見た「頼みやすい人」の傾向

最後に、「頼む側」からみた「頼みやすい人の傾向」を書いてみようかな。
「頼まれやすい人を目指してみよう」と思う方はぜひご参考に・・・
(ちょっとここの文章、ややこしいねw )

自分が「頼む側」の時に、「頼みやすい」と感じる人はこんな感じ。

● できることできないことを明確に見せている
● なんでもやる感がある(仕事選ばない感)
● ポジティブ
● 主体的に考える
● 前向きに取り組んでくれる
● 正直
● 素直
● 嘘をつかない
● 保身が強くない
● 偉そうにしない
● 専門的なことでも専門用語を使わずに説明してくれる
● どうやったらできるか?って考えて提案してくれる
● 技術力が中より上(高いに越したことはないけどめっちゃ高くなくてもよい)

・・・などなど 

最後の3つは、ちょっと技術力が上がらないと難しい要件かもなんだけど、そのほかのものは、だれでも心がけやすいことなのかなって思います。

あ、そして、ここで誤解してほしくないのが、
「頼む側」= 上司
「頼まれる側」= 部下
ではないってこと。

逆もそうだし、同僚同士のこともあるし、
あくまで「頼む側」「頼まれる側」なだけなのです。

んで、家族関係や恋人関係にも適応可だと思う。
ってかむしろ、「信用貯金」や「頼まれやすい人になったほうがよさそう」は、プライベートの人間関係のほうがたぶん顕著な気がするな〜〜。

「頼まれやすい人」の行動って別の視点からみると、
「相手に不快感を与えない行動」なので、端的に言うと、
「相手のことを思いやれる人」とも言い換えられると思うんですよね!

みんなで思いやりを持ち合って、優しい世界を作っていきたいですね!!

一緒に優しい世界を作りたいメンバー募集中^^

というわけで今回は、
「『頼まれやすい人』になるのはなし。」
というテーマでお届けしてみました。

優しい世界を作るためにも、頼まれやすい人になっていこっ!

きょんまるの所属する、
株式会社アンテク は、「安定 プラス クリエイティブ」を合言葉に、
ITを通して、クライアントさんのやりたいことに寄り添って、その実現をお手伝いするお仕事をしています。
企画をしたり、Webサイトを作ったり、システムを構築したり・・・が得意です。

気になるな〜、一緒にお仕事したいなって思ってくださった方は、ぜひご連絡くださいね。

では、また^^

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