「仲良くできる人がほしい」と言われた話。

こんにちは!
株式会社アンテクのきょんまるです。
デザイナーをしたり、ディレクターをしたりして、お客さんのやりたいことや達成したいことをお手伝いする仕事をしています。

最近、「毎日成城石井キャンペーン」というのを密かにやっていまして、
自分へのご褒美という甘美なセリフを盾にして、
毎日何かしら、成城石井で買い物をしてプチ贅沢を楽しもうっていうのをしています。

成城石井は、自分にとっては、
「常用しないちょっとお高いけどワクワクするスーパー」なので、
ちょっと疲れてる自分がテンションをあげるにはちょうどいい感じです^^

もし、お仕事やプライベートでちょっとしんどいことがある方は、気分転換にお試しください。

今日は、以前、派遣社員として働いていた時に、派遣先の採用面談で
「仲良くできる人が欲しいんです」と言われた話をしたいと思います。

はじめての派遣。

Webデザイナーに転職して2社目の会社に入社したときのお話です。
ここは、派遣社員として働いていました。

いやはや、1社目が本当にすごい会社で、
辞めるきっかけになったのが、

「きょんまるちゃん。いま、わたしのお財布には8万円しかないの。
全部あげるから、今日の給料日はこれで許して欲しい・・・」


と、社長から現金8万円を握らされたことだったので、
なんせちゃんとお給料が出るところじゃないと困っちゃうなーということで、派遣登録したのでした。
(ちなみに、1社目の月の総支給額は13万円だった。そこから社会保険料等が控除されてたんだけど、実は支払われていなかったという事実が発覚するという話は、また別のところで・・・)

派遣登録してからすぐ、とある出版系上場企業に面談が決まりました。
んもう、当時無知だったわたしでも名前を知ってるような会社だったので、
東京に出てきたばっかりということもあり、
「すげーな。東京ってすげーな、こんな会社に急に面談いけたりするのか!」
と、東京のすごさに圧倒された記憶があります。

ところが、面談日の前日。
派遣会社の担当さんから、焦った声で電話が入ります。
内容は、
「明日の面談はなくなった」
とのこと。
ああ、別の人が決まっちゃったのかなー?とか思って理由を尋ねると、めちゃめちゃ申し訳なさそうな声で、
「きょんまるさんて、関西出身ですよね。。。?」
とおっしゃる。
「はい!兵庫県です〜!」とわたし。すると、
「実は・・・明日の面談先の上の人が関西人NGで、その部署には関西出身の方は入れないんです・・・」

!!!!!!!!!!!(わたしの心の中)

なんと。
当該部署が、関西人NGだったらしいんですね。
派遣会社の担当さんはそれを知らず(ってか求人票にそもそもそんなこと書けないだろうから知らなかったんだと思う)マッチングしたものの、前日になって当該部署の人からその旨の指摘があったらしい。
面談前にわたしの経歴を見直して、気づいたんだろうな。

「ほんとすみません!!!!すぐ別のところ探すんで!!!!」
と担当さんはめちゃめちゃ謝ってたけども、
別に彼が悪いわけではないので、電話口で「はあ・・・」と生返事をしてその面談先とのご縁はなくなりました。

電話を切った後、ひとり部屋の中で、
「やっぱり東京ってすげー!!そんなことがあるのかー!!!!」
と高揚したのを覚えています。
なんか東京の洗礼をうけた感があって、怒りとか悲しみよりも、単純に東京のすごいところをまたひとつ体感できたという満足感みたいな気持ちでした。

そして2社目の面談に。

そんな面談ブッチ事件のあと、すぐまた面談が決まりました。
このあたり、スピード感がすごいです。さすが東京だ!!

今回は特に問題なく面談に。
この会社さんの面談の場はなごやかで、担当者さんもすごくいい方で、会社の施設もとっても綺麗でゆったりしていて、
「めっちゃこの会社に入りたい〜〜!!!」
ってなりました。

面談が進む中で、スキルについての話になりました。
まだWebデザイナーとして駆け出したばっかりだった自分は、それがいちばん弱いところだったので、できないこととできることを一生懸命お話ししてました。

まだイチからデザインを作るところはできないかもしれません。でも、ベースのデザインがあれば、それをもとに下層ページを作ったりはできます。あと、コーディングはDreamweverを使ってやっています。そして・・・・

ごにょごにょと説明していると、会社側の担当者さんがひとこと。
「んー、まだ1年目ですよね。ほとんどできないのわかってます。」
とニコニコしながらおっしゃいました。そして、

技術はね、時間がたてばそのうち覚えちゃうんで大丈夫ですよ。
それよりも、チームのメンバーと仲良くできる人が欲しいんですよね。

と言葉をつなげたのでした。

仲良くできる??どういうこと??
ちょっとその意味がわからなくて、会社の担当者さんに質問しました。

えっと・・・仲良くってどういうことですか??

よくよく話を聞くと、どうやらわたしの前に入っていた派遣さんで2名ほど、ちょっとしたいざこざになってしまって辞めてしまった(辞めさせられた?)ことがあったらしいのです。話のニュアンスから、その原因はコミュニケーションにあったようでした。
そういったことを経て、その部署では「初心者さんは、技術よりも、メンバーと仲良くできる人がいい」とのご意向だったんですね。

「話をしてみた感じ、きょんまるさんは大丈夫な感じがするんだけど、どうですかね?」と担当者さん。
わたしは、

技術面ではほんとにまだまだ初心者なので、ご迷惑をおかけすることがあるかもしれないんですが、みなさんがお仕事しやすい雰囲気を作ったりっていうところでは貢献できると思います!てか、はじめはそれくらいしかできないかもしれないんですが、がんばりますっ!

みたいなことをお話ししました。

Webデザイナーとしては1年目だったけども、
仕事歴としては、カツ丼屋さんの看板娘をしたり、オフィスコーヒーの営業したり、電気屋で販売担当したり。。。と人と関わるお仕事を長いことしてたし、どっちかというと好きなことだったので、めっちゃニコニコしながら答えたのでした。
(逆にデザインとかコーディングのスキルは、めちゃめちゃ不安だったw)

数日後、正式に採用をいただいて、
オフィスライフがはじまったわけですが、
実際現場に入ってみると、こりゃまたほんとにいい方ばかりだったんですよね!
派遣会社の担当さんや、現場の担当者さんから、注意すべきこととかたくさん申し送りされてたので、どきどきしてたんですけど、入社日にみんながニックネームをつけてくれたりして、直ぐにうちとけました。

確かに、成果物をチェックしてもらうときや何度もミスした時は叱られたりもしたけど、
ホント初心者だったので当然だなーと思ったし、むしろ怒ってくれてありがたかった!
失敗した時は、めっちゃ謝って許してもらいましたw
(やっちまった!!と思った時には、すぐにスライディング土下座をするタイプ)

いまはこの意味がよくわかる。

この時の会社担当者さんとのやりとりは、このあともずっとわたしの心に残っていて、自分の技術スキルがあがっても、これは押さえておかないといけないこととして肝に銘じていることなんですよね。

技術力が高いメンバーが集まっても、ギスギスしてたらうまくいかないことがありますよね。
このパターン、いっぱい見てきましたw

逆に、少し技術力が足りなくても、楽しい雰囲気が功を奏していいものを作り上げられたりすることもある。
このパターンも、たくさん見てきています。

いろんなプロジェクトを経験してきた中で、きょんまるは、
「技術力が高くて、さらに楽しい雰囲気も作れる」っていうのが、最強のプロジェクトにつながるんじゃないかなと思ってるので、目指すのはそこだと思うんですよね^^

だから、仲良くする、いいコミュニケーションをとるって大事なことだと思ってるわけです。
 
じゃあ、「具体的にいいコミュニケーションてどうしたらいいのよ?」って話なんですが、
きょんまるが思うポイントは何個かあって、1つは「機嫌よく対応する」なんじゃないかなーって思ってます。

例えば、同じくらいのスキルの人が何人かいて、
誰かにお仕事を頼みたいなってなった時、
スキルが同じくらいなら、やっぱりにこにこうけてくれる人にお願いしたいと思うんですよね。
だって、ツンケンされたり嫌そうにされたら面倒だものw
。。。って、これは仕事に限ったことではないですよね。
友達関係でも同じなんじゃないかなー。

そう分かってはいても、不機嫌になっちゃうこともありますよね。
かくいうきょんまるは、結構顔に出ちゃう方なので、
「のあー!タスクが詰まりすぎている!」
「うう。。。ぜんぜんお昼食べれんかった。。。」
「にゃー!!!ダイエット中なのに、全く睡眠がとれとらーーーーん!!!!」
というときに、めっちゃ話しかけにくいオーラを出してるらしいですw
ダメな子だわっ。ほんとにっ!ダメダメっ!

なので、ハッと気づいたら予め、
「わーん!作業がおわらーーーーん!」
って周りに話して、よしよししてもらうようにしてます。
くっそおわんね!!ってプリプリしてるよりは、
うう、よしよしして。。。と素直に話す方がいいんじゃないか思ってやってるんだけど、本当はどうなんだろう?
実は、「こいつ、めんどくせーな!」って思われてたりするんだろうか?
なんか、書いてて不安になってきました。
ドキドキ。。。。

と周りに話したりしています。
(って、これも話してんのかよ!)

あ、仲良くっていうのは、「馴れ合う」ってことではないですよ。
ダメなことはダメと言わないといけないし、できてなかったらできてないよと指摘もしないといけない。
けどギスギスしないし、恨んだり、嫌な気持ちになったりもしない。
めっちゃ言い合いしてるのに、楽しいっていうの素敵だと思うなー!
そこを目指していきたいと思っています。

たぶんそれって、「目的意識」というテーマと関係していると思っていて、それについてはまた別の時に・・・。

というわけで。

今日は、昔の経験から、「仲良くできる人が欲しいと言われた話」について書いてみました。


きょんまるの所属する、
株式会社アンテク は、「安定 プラス クリエイティブ」を合言葉に、
ITを通して、クライアントさんのやりたいことに寄り添って、その実現をお手伝いするお仕事をしています。
企画をしたり、Webサイトを作ったり、システムを構築したり・・・が得意です。

気になるな〜、一緒にお仕事したいなって思ってくださった方は、ぜひご連絡くださいね。

では、また^^

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